東南アジア競技大会、幕を下ろす

カンボジア通信 No.23/40
5月30日


32回目となる東南アジア競技大会(SEAゲーム)は5月17日、閉幕した。クメールタイムズ紙は、「華麗に幕を閉じる」と題した記事で、同大会が成功裏に終了したことを伝えた。次回のSEAゲームは2025年にタイで開催される。

SEAゲームには、東ティモールを含む東南アジア11カ国から12,400人以上の選手が集まり、36競技とデモンストレーションスポーツを行った。メダル数ではベトナムがトップ、続いてタイ、インドネシアと続き、開催国のカンボジアは282個のメダルを獲得して4位となった。同紙によれば、この数はカンボジアがSEAゲームで獲得したメダル数としては最高数となった。カンボジアが獲得したメダルの内訳は、金81個、銀74個、銅127個。

カンボジアにとってSEAゲームの開催は初めてだったが、政府は国民的な盛り上がりを期待して、すべての競技会場への入場を無料にした。また、地元テレビ局や国際放送局の放映料を免除したという。さらに同紙によると、外国人選手とコーチ全員の食費・宿泊費も一部負担したという。




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