カンボジア特別法廷に22万ドルを拠出

カンボジア通信 No.23/08
1月 26日


日本政府は1月19日、カンボジアのポル・ポト派特別法廷に対し、22万ドルを拠出することを決めた。クメールタイムズ紙などが報じた。

カンボジアのポル・ポト派特別法廷は、国連とカンボジア政府との合意に基づき、2006年に運営が開始された。1970年代前半にカンボジアを支配したポル・ポト派の最高幹部を人道に対する罪などで裁く目的で設置され、カンボジアの国内法廷でありながら、国連を通して国際法廷の水準を保つという、国際的にも珍しいハイブリッド法廷として実施された。

「ブラザーナンバー2」と呼ばれたヌオン・チア元人民代表議会議長、現在はツールスレン虐殺博物館となっているS21収容所だったカン・ケック・イウ元所長らを被告として裁いたが、いずれも高齢で、判決をみないまま死亡した被告もいた。昨年9月22日、控訴審におけるキュー・サンパン元国家元首の無期禁固刑が確定し、裁判は終結した。

日本は2006年以降、国際支援の約27%にあたる8890万ドルを拠出してきた。在カンボジア日本大使館は、「カンボジア特別法廷は、カンボジアの和平構築プロセスに重要な役割を果たした。この経験を次世代へと手渡すことが期待されている」と、している。



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