フン・セン首相、200人規模の結婚式開催を許可 ナイトクラブなどは11月末まで閉鎖を

カンボジア通信 No.21/83
2021年11月 9日版

新型コロナの新規感染者が減少しているカンボジアで、経済、市民活動が相次いで再開している。11月8日付のクメールタイムズ紙によると、フン・セン首相は、上限を200人とする結婚式の開催を許可した。一方で、ディスコやKTV(カラオケ)、バーなどは11月末日まで一時閉鎖を継続するとした。
 クメールタイムズ紙によるとフン・セン首相は、「カラオケ、ディスコ、バーは11月30日まで再開を待たなくてはならない。もしひそかに営業しているオーナーがいたら、厳しく罰する」と、述べた。また、結婚式については、サービス係をのぞき、上限200人までの式の開催を許可した。カンボジア国内では最近、学校が再開されたが、幼稚園はまだ再開されていない。
 カンボジア国内では11月9日朝現在、過去24時間の新規感染者は67人にとどまっている。これまでの累計は11万9227人。1日の死者は5人で、現在も治療中の人は789人となっている。

 

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