プノンペン都の新型コロナ感染、減少傾向に

カンボジア通信 No.21/47
2021年 6月 24 日版   


プノンペンの新型コロナ新規感染者が、減少傾向にあることが分かった。6月24日付のクメールタイムズ紙が、プノンペン都保健局の話として伝えた。

 同紙によると、プノンペン都保健局長は、都内の新規感染者が一日200人以下に抑えられており、500人前後だった前月と比較して減少している、と話した。その理由として局長は、「ほぼ100%の都民がワクチン接種を終えており、また、人々が感染予防のガイドラインに沿った行動をしている」としている。カンボジア保健省は現在、都州ごとの新規感染者数を公表していないため、実数は分からない。

 プノンペン都の新規感染者が減少傾向にある一方で、コッコン、ラタナキリ、コンポンチャム、タケオ、カンポット、スバイリエン、ケップは状況が悪化しているという。カンボジアでは、感染状況が最悪だったプノンペン都からワクチンの接種を集中して開始しており、地方でのワクチン接種は、感染がひどい地域を除き、これから開始される。保健省によると、6月末までにさらに200万回分のワクチン(シノバック)が中国から届く予定だとしている。同省は、各地でワクチン接種に必要な人員を準備するように指示した。

 カンボジア全土ではこれまでに44,000人余りの感染者が確認された。一日の新規感染者数は500~600人で推移している。また、死者は6月24日現在で475人になった。国内の市中感染が地方を中心に減少しない一方で、空港の水際対策で確認される輸入症例も1日50例前後ある状態だ。



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