10月までに落雷で75人が死亡
カンボジア通信 No.23/81
11 月10日
クメールタイムズ紙によると、2023年1月から10月までの10カ月で、カンボジア国内では130件以上の落雷があり、75 人が死亡した。
国家防災委員会によると、1月から10月までの間に、16州で133件の落雷があった。落雷により、75人が死亡し、58人が負傷。97頭の家畜が犠牲になったという。
州別にみると、バッタンバン州が最も多く17件の落雷があり、9人が死亡、3人が負傷した。続いてクラチェ州では15件が発生、死者は8人、負傷者は17人。コンポントム州では12件が発生、死者9人、負傷者8人だった。プノンペンでも、1件が発生し、1人が死亡している。
また、同委員会によると、暴風雨の影響を最も受けたのはオドミエンチェイ州、バンテアイミエンチェイ州、バッタンバン州、コンポンスプー州などだった。
カンボジア政府は10月13日を国家防災の日と定めている。フン・マネット首相は、「災害管理は今後も政府にとって最優先事項である」と述べた。