カンボジアの外国人観光客、2024年は前年比23%増の670万人に

カンボジア観光省によると、2024年の1年間にカンボジアを訪れた外国人観光客は前年比22.9%増の670万人だった。コロナ禍の壊滅的な打撃からは回復しつつあるものの、近隣諸国と比べるとその数はおくれをとっている。

クメールタイムズ紙によると、タイへの国際観光客到着数は約3550万人、マレーシアは約2500万人、ベトナムは1750万人、シンガポールは約1660万人。いずれもカンボジアを大きく上回っている。なかでもベトナムは、シンガポールを抜いて東南アジアで3番目に観光客の多い国になった。航空路線の拡大、ビザ政策の緩和、高級旅行市場の急拡大などが背景にあるという。

同紙によると、カンボジアの観光産業拡大について専門家は、マーケティング予算の増額、オンライン詐欺などの事件によるネガティブなイメージの抑制などの取り組みが必要だと指摘している。

(参考:https://www.khmertimeskh.com/501660461/cambodias-tourism-sector-lags-behind-several-fellow-asean-members/

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