フン・マニ公務員大臣、副首相を兼任

カンボジア国民議会は2月21日、満場一致でフン・マニ公務員大臣を副首相とすることに賛成した。フン・マニ副首相は、フン・セン前首相の三男で、フン・マネット首相の末弟。

クメールタイムズ紙は、フン・マネット首相が、フン・マニ氏の副首相就任について「弟だから就任させたのではなく、公務員省の重要な改革を後押しするために、公務員大臣ならだれであっても昇格させなければならない」と、述べた。末弟の昇格に、縁故主義だとの批判が上がっていることに反論した。

フン・マニ副首相は、1982年生まれの41歳。フン・セン元首相の子どもたちの中では最も早い2013年に政界入りし、31歳で最年少国会議員となった。