日経カルチャーセミナー「カンボジアを知る アンコール遺跡の魅力」第3回
日経カルチャーセミナー 「カンボジアを知る アンコール遺跡の魅力」 連続セミナーの第3回 は「カンボジア王国大使館特別訪問」。11/2在京カンボジア大使館全面協力の下、盛大な会が催されました。
Session I : Understanding Cambodia
大使館からのプレゼントであるカンボジア伝統のスカーフ、クロマーを首にかけ第1部がスタート。 まずウン・ラチャナ駐日カンボジア大使より、「今回がコロナ禍で2回目のイベントです。 ニューノーマルな時代の中でこのようなイベントを開催できることに感謝しています。皆様にはカンボジアを十分に知っていただきたいと思っています。」と歓迎の挨拶をいただきました。
続いて、日本カンボジア協会高橋会長より、JCAの活動についての報告がありました。 参加者の中には「日本カンボジア協会の存在を初めて知り、大変興味が湧きました。」と早速入会された方もいらっしゃいます。
カンボジア大使館ドゥーク・バナリット参事官は、カンボジアの地理・人口統計・観光について、上智大学アジア文化研究所・客員研究所員のニム・ソティーヴン氏は、カンボジアの歴史と文化について、それぞれプレゼンテーションをされました。
Session II : Experiencing Khmer Traditional Dance and Daily Snacks
第2部では、クメール伝統舞踊とカンボジアのおやつをお楽しみいただきました。 踊り手は、カンボジア王立プノンペン芸術大学付属芸術学校を卒業した唯一の日本人で アンコール遺跡で王立舞踊団とも共演されている山中ひとみ氏。ソンペア・クルー (お祈りの儀式)、タヤエ・チューンポーと美しい古典舞踊の舞いを披露していただいた 後は、参加者も一緒に笑顔で舞踊体験。
最後のティータイムでは、4種類のデザート(Num Sleuk Sros/An Sorm Knor/Ka Mao Thong/Plae Aay) が登場。普段なかなか目にする機会のないカンボジアのお菓子に皆様満足 の様子でした。
会は終始和やかな雰囲気で行われ、皆様からも、「日本でカンボジアの文化に触れるイベントがないのでとても貴重な体験でした。」、「アンコールワット以外にも魅力的な文化や場所があったのですね!」、 「興味が深まりました。次回はゆっくりカンボジアを旅したいと思います。」など感想をいただきました。