カンボジア、7月21日に選挙運動終了 32件の苦情

カンボジア通信 No.23/53
7月 16日


クメールタイムズ紙によると、カンボジア中央選挙管理委員会は、7月23日に投票が実施される国民議会選挙について、7月1日から20日までの間に32件の苦情が寄せられた、と発表した。

中央選管の報道官によると、32件の苦情が地方選挙管理委員会に申し立てられ、そのうち11件は解決済み、21件が係争中。また、内容は、1件は人種差別にかかわること、1件はカンボジア人民党の党首の写真にラベルを貼ったこと。残りの30件は、有権者に投票用紙の破棄を指示したり、扇動したりしたことだという。

総選挙の選挙運動は7月1日に始まり、21日に終了。23日には投票が行われる。今回の選挙では、2017年に解党された最大野党・カンボジア救国党の流れをくむといわれるキャンドルライト党が事前の審査で選挙に参加できないことになり、2018年の前回総選挙に続いて与党・カンボジア人民党の大勝が予想されている。同紙によると、65カ国から333人の外国人オブザーバーが選挙監視を行う。


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