カンボジアの外国人観光客、回復基調に
カンボジア通信 No.22/57
8月23日版
今年1月から7月までにカンボジアを訪れた外国人客は74万人を超え、前年同期に比べ560%と大幅に増えたことが分かった。クメールタイムズ紙が報じた。新型コロナの感染拡大により、深刻な打撃を受けた観光業セクターだが、回復の兆しを見せている。
同紙によると、カンボジアの観光大臣は、社会活動の再開により、特にプノンペン、シェムリアップ、シハヌークビルなどで訪問客が増えている。最も多かったのは隣国ベトナムからの観光客で、タイ、中国と続いている。
カンボジア政府は2022年一年間で、外国人100万人の来訪を目指している。前年2021年はわずか20万人だった。また、政府は2023年には200万人の外国人客獲得を目指しており、2026年か2027年にはコロナ禍前の水準に戻したい考えだ。