カンボジア、新型コロナの死者4人に

カンボジア通信 No.21/22
  2021年 3月22日版 

カンボジア地元紙の報道によると3月22日、プノンペンのクメール・ソビエト友好病院で、新型コロナにより75歳のカンボジア人男性が亡くなった。新型コロナによる国内の死者は4人目となる。

カンボジア国内では220日に発生したプノンペンの市中感染が国内10州にまで広がり、深刻な事態となっている。この市中感染で陽性となった46歳の男性が3月19日に死亡。これがカンボジアで初めての新型コロナによる死者となった。続いて19日には人気歌手の65歳の母親が死亡。さらに同日、46歳の男性が死亡した。

カンボジアでは昨年1月末に初めての新型コロナ感染者が確認されて以来、1年以上、死者が確認されていなかった。しかし、220日の市中感染をきっかけに感染者数も急激に増え、322日朝現在で合計1753人にのぼった。このうち220日の市中感染による陽性者は1233人で7割を占めている。

なかでも感染が深刻なプノンペンは、感染者が確認されたマンションや店舗が一時封鎖されている。プノンペン都全体のロックダウンは実施されていないが、外出を控える人が多く、街は閑散としている。また、ベトナム国境のカジノ街で大規模なクラスター感染が発生しているカンダル州は、感染地域内でのすべての営業を停止するなど事実上のロックダウンをしている。

さらにカンボジア教育青少年スポーツ省は全国の教育機関に対し、オンライン授業の実施を指示。文化芸術省は、全国で映画館や博物館の一時閉鎖を命じた。


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