日経カルチャーセミナー「カンボジアを知る アンコール遺跡の魅力」第1回目

日経カルチャーセミナー「カンボジアを知る アンコール遺跡の魅力」第1回目

日経カルチャーセミナー 「カンボジアを知る アンコール遺跡の魅力」

連続セミナーの第1回目 早稲田大学名誉教授 中川武先生による「アンコール遺跡バイヨン寺 院の保存修復」についてのセミナーが開催されました。

中川先生は、1994年より日本国政府外務省ユネスコ信託基金によるカンボジア・アンコール 遺跡救済チーム(JSA)団長、2004年よりJAPAN+APSARA Safeguarding Angkor (JASA)共同代表を務めていらっしゃいます。1998年、JSA団長としての活動に対し、カンボ ジア王国より「サハメトレイ国王勲章」を受章。今回は実際にバイヨン寺院の修復で使用されているデータを元に、貴重なお話をお伺いしました。


1980年代末よりカンボジア和平に主導的な役割を果たした日本政府は、その後の社会復興 のために継続的な国際協力が不可欠と考え、その象徴的事業として日仏協力のもとに、国際協調の枠組みによるアンコール遺跡救済に乗り出しました。その目的の主要な部分を遂行するのがJSAです。 中川先生は、「カンボジアの人たちが将来自らの手で修復するために、私たちに出来る協力 とは何か。それがどのように日カ友好、国際協調、そしてカンボジア社会の復興に結びつくのか。私たちが、カンボジアの人たちに知識や技術を伝え、現場で共に汗を流し、等身大のつき合いの中から見出すことができるのは、単なる一方的な協力関係では決してありません。それ は過去の復興という共感に裏打ちされて、共に未来を信じようとする意志なのです。」と力強いメッセージを発信されました。日本の活動は大変評価されており、今後もカンボジアへの渡航が可能になり次第保存修復作業を継続していくとのことでした。




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