新型コロナで延期の「クメール正月休暇」 8月までに

カンボジア通信 No.20/46
  2020年7月11日版 

地元紙の報道によると、新型コロナウイルスの感染予防のため「延期」とされた4月半ばのクメール正月の連休について、カンボジア政府は7月末から8月までの間に「代休」を設定することで調整を進めている。

 今年のクメール正月の連休は、4月13日から16日までの間だった。カンボジアでは、新型コロナウイルスの感染者の多くが外国由来だったため、国内での「市中感染」は確認されていなかったが、クメール正月の連休に多くの人が一斉に移動することで感染拡大のリスクが高まるとして、連休は「延期」とされた。

 また、それでも多くの人が移動することを避けるために、政府はこの期間を中心に、州をまたぐ移動を禁じ、それでも休暇をとって故郷に戻った労働者たちには2週間の自主隔離後に職場復帰をさせるなどの措置をとった。

 プノンペンポスト紙などによると、代休は7月末から8月にかけて検討されているという。期間は5日間になる予定。

 また一方で、カンボジア政府は今も厳しい水際防疫措置をとっているが、その緩和も検討しているという。現在、カンボジアに入国する外国人は、PCR検査のほか、隔離費用や治療費用として現金で3000ドルのディポジットを求められている。陰性が証明され、使用されなかった分は返金されるが、プノンペンポスト紙によると、政府はこれまでに3000人の外国人から約900万ドルを預かったという。

 水際防疫措置の緩和策については、カンボジア開発評議会が認定した投資家に対し、ディポジット額を2000ドルにする、といった案が浮上しているが、まだ発表されていない。

 




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