カンボジア外国人観光客が順調に増加 2020年は200万人に

カンボジア通信 No.22/70

9月28日

カンボジアのフン・セン首相は9月28日、2022年にカンボジアを訪れる外国人観光客は150万人から200万人になるだろうとの見通しを語った。クメールタイムズが報じた。

 同紙によるとフン・セン首相は、「現在、カンボジアを訪れる外国人観光客は順調に増えていて、今年末までには150万人から200万人にのぼるとみられる。また、2026年には、コロナ禍前の外国人観光客数660万人を上回る700万人が訪れる見込みだ」と、語った。

 同紙によると、2022年の1月から8月までにカンボジアを訪れた外国人客は998,272人で、前年同期比の7倍以上にのぼっている。同紙によると、予想以上の速さで外国人客が急増しているため、カンボジア観光省は2022年の受け入れ外国人客数の見込みを、当初の100万人から200万人へと上方修正した。

 新型コロナの感染拡大により、観光業界は潰滅的な打撃を受けた。カンボジアでも長く入国制限や行動制限が実施されたが、昨年11月に制限を緩和した。トン・コン観光相は、「高いワクチンの接種率が、比較的早い段階で行動制限や入国制限を解除することができた要因だ」と、指摘している。




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