プノンペン新空港建設、予定通りの進捗 2023年に開港

カンボジア通信 No.21/39
2021年 5月24日版  

クメールタイムズ紙によると、カンダル州とタケオ州にまたがるプノンペン新国際空港は5月までに、約40%の建設が完了した。開港は2023年の予定。

 同紙によると、カンダルのコン・ソポーン知事は、工事の進捗が予定通りであると述べた。空港設備はターミナル、滑走路、管制塔から成る。滑走路は4本あり、管制塔は高さ100メートル以上になるという。知事は「新空港が完成すれば、カンダル州はもちろん、カンボジア全体の経済発展に貢献するものになるだろう」と、述べている。

 新国際空港の建設は2018年に発表された。2600ヘクタール以上の敷地に建設され、すべてのサイズの航空機の離発着が可能。完成後は、現在のプノンペン国際空港に代わって機能する。同紙によると、プノンペンから新空港までの道路も2022年初めから4億米ドルをかけて整備される計画だ。

 カンボジア国内では現在、ほかに2つの空港が建設中だ。コッコン州のダラ・サコー国際空港は今年末か2022年初めにも開港予定。また、シェムリアップ新国際空港も建設が進んでいる。







Related Articles

メニューを閉じる